自分が子どもの頃は、絵本を読んだ記憶がない(なんでだろ?)
子どもが生まれて、絵本がいいっていうから
買ったり、借りたりして色んな絵本を読んだ。
っていうのは建前で(きっかけはそうだけど)、
子どもと二人でいる時間が長すぎて、
子どもも私も退屈で、
どうにか頭をリフレッシュする必要があった。
そんな時、
子どもに読み聞かせるというより、
私が、如何に絵本の文字一つ一つに
感情・気持ちを込めて読めるかというテーマで読んだ。
子どもも私も気分転換できる、という画期的なアイデア!(多分)
子どもはひたすらヨダレを垂らして見てたね。
そんな中で自分が好きな絵本をいくつか発見したので紹介します。
(前置き長っ・・)
『いい おかお』
主人公のふうちゃんが、いいおかおをしていると
色んな動物たちも真似していいおかおしました。
すると、それを見たお母さんが『みんな いいおかおね』って
ビスケットをくれました。
皆はビスケットをおいしいおいしいと食べました。
『おいしい おいしい おいしいは ど~こ?』
っていう文で終わります。
この『おいしいは ど~こ?』っていう文に憑りつかれました。
おいしいはどこにあるんだろう?
っていう疑問がしばらく頭から離れません・・。
題名からして、美味しいって表現している顔にあるのか。
お母さんがくれたビスケットを皆で食べるという美味しさって考えると
心にあるのか。
心にあるとすると、それを表現しているのは表情やしぐさだから
やっぱり顔にあって。
そう考えると、
『いいおかお』が出来る心境
それを皆が出来る環境
それを褒めて(認めて)くれる人
認めてもらったことを分かち合える仲間
この四つが揃った場所に『いいおかお』があるのかな。
ってことで、
『いいおかお』は上の四つが揃った場所(環境)にあって、
顔や態度がそれを表現しているってことかな。
っていう、現時点での私の感想でした。